人間と夜
人間は、主に昼に経済活動などを行い、夜になると睡眠をとる。特に電灯などが発明される前は、日の出とともに起き、日没とともに寝るという生活のリズムが主だった。ただし、夜は全く活動しなかったとも考えられない。ホモ・エレクトゥスの時代から人間の祖先は火を扱ってきたと考えられる。したがって、夕方から夜にかけては一定の活動があったものと考えられる。灯火が現在ほど発達していなかった時代から、性的活動は夜に行なわれたことも多かった。むしろ闇によって引き起こされる活動もまたあったものと考えられる。灯火が発達するにつれ、夜間に明かりをつけた下での活動に特に重要な意味が与えられる例が多い。「歴史は夜作られる」との言葉もある。イスラム教の断食月は、昼間の断食が義務づけられているので、食事は夜間に取り、この期間は夜がにぎやかとなる。
現代では、夜になっても活発に活動するようになっている。仕事や学校を終えて、遊ぶ時間に使っている人も多い。夜も半ばを過ぎると、かなりの人が睡眠をとる時間になり、経済活動などはあまり行われない時間帯つまり深夜(夜中や夜半とも呼ばれる)となる。しかし、コンビニエンスストアなど、24時間営業する店が近年増え、この時間帯の経済活動も活発となっている。